
100年以上にわたり、世界の農業を支えてきたカミンズ
2050年には90億人を超えると言われている世界の人口。それに伴い、食料の需要が急速に拡大することが予想されています。農業の発展なしにはこの需要に対応することはできません。
カミンズは、農機用エンジンの開発を通じて、100年以上にわたり農業の技術革新に取り組んできました。当社の前身であるカミンズエンジン社を設立後、創業者のクレシー・カミンズが開発した最初の製品は、農業用ポンプに使われる短気筒エンジンでした(以下写真)。

この短気筒エンジン「HVID」は19世紀にルドルフ・ディーゼル氏が開発した技術を応用して開発されたもので、カミンズエンジン社でライセンス生産されました。
続く1929年、カミンズは、パッカード社のリムジンに自社製のU型エンジンを搭載することで、農業から自動車分野へと事業領域を拡大します。その後、同モデルのエンジンは、米国初のディーゼル駆動農業用クローラトラクター「モナーク50(Monarch 50)」にも搭載されました。
さらに1950年代には、世界初の連結式トラクター「ワグナーTR(Wagnar TR)」にもカミンズのエンジンが採用されます。その後もカミンズは、大型トラクターやサイレージ収穫機向けのエンジン開発で限界に挑戦し、農業の発展のため尽力してきました。
排ガス規制をクリアした、優れた農業用エンジンをラインアップ
カミンズでは農業機械用エンジンを幅広く生産していますが、近年力を入れているのは次世代農業用エンジンの開発です。
次世代農業用エンジンとは、米国が定めるTier 4 Finalや、欧州のStage Vなどの排ガス規制に対応したエンジンのこと。カミンズが提供するエンジンは、小型かつ軽量でありながら優れた性能を発揮し、環境にも人にもやさしい製品となっています。
例えば、F3.8、B4.5、B6.7、L9エンジンでは、シングルモジュール後処理技術により、従来のシステムに比べて40%の小型化と20%の軽量化を実現。また、アイドリングストップ機能により排出ガスや騒音レベルの低減、運用コストの改善にも成功しています。
世界の様々な課題を技術で解決するのは、エナジーソリューションのグローバルリーダーであるカミンズの役割です。私たちは農業用エンジンの分野においても、クリーンディーゼル技術の開発や排ガス規制への対応を続け、環境にやさしい社会の実現に向けて努力を続けていきます。
※農業用エンジンの製品情報はこちらを、特徴についてはこちらのページを併せてご確認ください。
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